這ってでもすすめ!

髙橋 定雄先生副院長

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地域のニーズに応え先端医療から良性疾患の治療まで幅広く対応
食道、胃、大腸などの消化管のほか、肝臓、胆道、膵臓、脾臓、さらにリンパ節、甲状腺など多岐にわたる臓器に対し外科的治療を行う当科。通常の開腹手術から先端の腹腔鏡下手術まで柔軟かつ臨機応変に取り入れ、悪性疾患のみならず良性疾患にも積極的に対応しています。

年間約600件(平成28年1月~12月)の手術を行う当科。開腹手術はもちろん、年々増え続ける胸腔鏡下手術や腹腔鏡下手術のニーズにも広く対応しています。
平成28年1月から12月での腹腔鏡下手術の実績は約275件。
肝切除など悪性疾患に対するアプローチだけではなく、食道裂孔ヘルニアといった良性疾患の治療にも積極的に取り入れています。
豊富な実績を支えるのは、 3 Dモニターなどの各種先端機器。術者・助手・スコーピストによる3人体制を構築して手術の精度向上に尽力するほか、合併症を起こすことがないよう、全医師・スタッフが一丸となって、さまざまな観点から細心の注意を払っています。
「安全を最優先に掲げ、手術適応の厳格化を図るとともに、常に開腹手術への移行を考慮した手術計画を立案しています」と髙橋定雄副院長。

高齢化への対応としては、高齢患者さんに対する包括的管理プログラムを実践。
手術に伴う体の機能低下を最小限に抑えるため、術前から術後までの広い期間において的確に対応することを心がけ、循環器内科や神経内科、呼吸器内科など他科とも連携して綿密なサポートを行っています。
「ご高齢の患者さんが遠方の専門病院へ行かなくても、当院で同様の手術や治療が受けられるよう、今後も一層努力していきます。
地域に根差した病院でありつつも大規模病院に遜色ない、高度な医療に取り組める病院でありたいですね」
平成30年中には、ロボット支援手術がスタート予定。ますます治療の幅が広がる中、常に先進の医療を追求し、地域医療の活性化をめざしていきます。

副院長/外科部長
髙橋 定雄先生
群馬大学医学部卒業後、東京医科歯科大学医学部第一外科入局。九段坂病院、春日部秀和病院、東京都立墨東病院などで消化器や一般外科の研鑽を積み、東京医科歯科大学で肝胆膵領域の外科を専門に研究を行う。東京医科歯科大学医学部助教を経て、2011 年より「江戸川病院」外科部長を務める。
2016 年より現職。

良性疾患への積極的な取り組み

「外科」と聞くと治療対象が悪性腫瘍に偏りがちなイメージですが、当科では食道裂孔ヘルニアや直腸脱など、高齢者に多い良性疾患の治療も積極的に行っています。合併症のある患者さんが圧倒的多数の中、年齢や状況に合わせた低侵襲の治療を実践。「高齢の方にも比較的満足いただいていると思います」と髙橋副院長。地域の特性やニーズを考え、専門性の高い治療を含むあらゆる疾患や手術に対応しています。

切除が困難な超進行がんでも、術前に放射線治療や化学療法を積極的に導入して根治をめざします

 

 

 

腹腔鏡下手術では先進の3Dモニターを導入。腹腔内での縫合も精度が向上

 

 

 

毎朝の回診は医師・看護師を含む外科スタッフ全員が同行。意見交換も活発です

江戸病なう編集部 TEL お問合せはメールにて info@edogawahp2.com

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