這ってでもすすめ!

大平 洋司副院長

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より整合性の高い医療を追求し患者へ負担が少ない治療を実践
平成11年の循環器医療スタート以来、虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術9730件
(平成11年4月~平成28年3月)ほか頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションなど、実績を上げ続けている循環器内科。24時間365日体制で、緊急のカテーテル検査や治療も迅速に受け入れています。

1988 年大分大学医学部卒業。
神戸市立中央市民病院、自治医科大学医学部臨床薬理学教室、横浜市立みなと赤十字病院循環器内科などを経て2013 年より現職。
日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。PCIなど動脈疾患に対するインターベンションや、不整脈疾患に対するカテーテルアブレーションなどを専門とする。

あらゆる循環器疾患に対し、多角的なアプローチを行う当科。
心筋梗塞に代表される虚血性心疾患のカテーテル治療や、高精度の狭心症治療を受けるために来院する患者さんが後を絶ちません。
30年以上の歴史を持つ不整脈の治療には、新たな心房細動治療システムであるクライオバルーンアブレーションを導入。
従来のカテーテルアブレーションでは広い範囲を複数回焼灼するのに対し、当システムは液体窒素で1度のみ冷凍凝させる方法です。

手技時間は圧倒的に短縮され、これまで4~5時間かかっていた治療は2~3時間で終了。
患者さんへの負担はより軽くなりました。
心臓血管外科と柔軟な連携体制を築いており、カテーテル検査後の診断カンファレンスには、双方の科からスタッフが出席。
患者さんの年齢や状態、術後の日常生活動作( A D L )なども含め、総合的観点から対応を検討し、必要なケアを採択します。

「何でも気軽に相談できる身近な雰囲気がありつつ、内科的・外科的両方の高度な医療を受けられることが当院の最大のメリットです」と大平洋司副院長。

常に新しい医療に注目し、意欲的に取り入れてきた当科。今後は心臓血管の画像診断などを導入予定ですが、大切なのは社会のニーズを取り入れ、術者によって精度差が出ないシステムを確立することであると大平先生は話します。
「どの医師が診断しても同じ治療方針を選択できることが、今後より重要になるでしょう。患者さんの負担が少ない治療を徹底的に実践するとともに、より整合性の高い治療をめざしたいです」

日帰りカテーテル手術

通常1 泊2 日で行われる心臓カテーテル検査ですが、カテーテル検査室および充実の設備を生かして日帰りでの検査を実現しています。
検査時は、手首の動脈からカテーテルを挿入することで、体への負担を軽減。
高い医療技術はもちろん、看護師のこまやかなフォローも必須なことから、スタッフ一丸となって患者さん想いの医療を実践しています。
診断結果は検査直後に伝えることが可能で、働き盛りや子育て中の世代、入院が負担となる高齢の方から好評です。

緊急のカテーテル手術にも随時対応。他科との連携もスムーズ

 

 

先端機器のそろうカテーテル治療室。天井に描かれた青空が患者さんの緊張を和らげます

 

 

手術翌朝にはスタッフから患者さんに体調確認の電話をかけるなど、フォロー体制も整えています

江戸病なう編集部 TEL お問合せはメールにて info@edogawahp2.com

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